はじめに
2024年の正月元旦の日に石川県能登半島沖で大地震が発生しました
私は名古屋市に住んでいて、その日は昼間からお酒を飲んでだらけた元日を送っていました
突然スマホに緊急を知らせるアラームが鳴り響いたと思ったら、ガタガタと揺れだし、收まる感じがしないまま、母親のほうへ駆けつけました
すぐにテレビを付けて情報を確認して、とりあえず私の住むところでは大きな影響はなさそうなのを確認しました
しかし、実際に被災被害が大きい地域に自分がいた場合に果たして私は正しく行動ができるのだろうか・・・
いつもその機会があったときは考えるのですが、結局思いついただけで結局整理できていないことに気が付きました
今回はそんな私の備忘録のために一度整理しておきたいなと思って執筆しています
観てくださってるかたになにか参考になれば幸いです
大きな地震を体感して思ったこと
大きな地震を体感したといっても私自身は自然災害の被災者になったことはなく、1995年の阪神淡路大震災のときも名古屋で、東海豪雨も名古屋にいましたが、実際に被害が大きかったのは名古屋でも港よりだったり西のほうでした。
東日本大震災の時も名古屋ですごい揺れを感じましたが運がよく被災を免れています。
北海道胆振東部地震の時は親戚が札幌に住んでいますが大丈夫だったようです。
今40代の私でも今挙げただけで3回と今回の能登半島大震災でそれなりに災害を日本人として経験しています。
運が悪い人なら10年に一回では済まないほどの被災を経験してしまう日本では、一生の内に自然災害から逃れることはほぼできないのでしょうと今になって感じます。
しかし私はそれだけの自然災害を小さいながらも体験してきたにもかかわらず、毎回災害が起きた時にどうするべきか考える機会があったのにも関わらず、毎度のことながら被災者にはなっていないので他人事のように過ごしてしまっていたのです
すごく悔しく感じました。でも幸いにも私も家族もまだ被災者にはなっていません。遅くはないと考えるしかありません。
地震が起きたときにすべき行動
地震に限らずですが、自然災害が起こった時にするべき行動は、なんといっても”自分の身は自分で守る”に限ると思います。
そんなときに”子供やお年寄りはどうするんだ”という声が聞こえてきそうですが、これはシンプルに言う極論のようでいて、最大限に発揮されれば被害者は一番少なくなると私は考えています。
これを邪魔してくる思考というのが”もう少し待っていればいい情報が入ってくる”とか”ここが壊れることはないだろう”、”自分は大丈夫だろう”という自覚がない希望とか他人任せの考えだったりします。
そういった他力本願な考えは私にも染み付いていました。自然災害が多い日本で辛くも被災者にならずに生きてきた私にはどこか”今回も大丈夫だろう”という楽観的な思考に支配されていたのです。
そういった人が本当に実際に被災した時に正しい行動がとれるのでしょうか・・・
そう考えると私はかなり自信がなくなってきました。これは平常時にいかに多種多様なシミュレーションをして、必要なものだけでもそろえておくべきかと考えました
平常時に最低限しておくべきこと
災害に巻き込まれたときに正しい行動がとれるかどうかはやはり平常時における想定が必要不可欠になってきます。
先ほども書いたとおり、”自分の身は自分で守る”ということと、よく言われる”3日(72時間)救助を待てば助かる確率が大幅にあがる”を前提に私が考える必要最低限を考えてみました
参考用語:72時間の壁
人命救助のタイムリミットのことで、一般的に被災後の3日を過ぎると生存率が著しく低下する
3日分の水
先述してますが、3日間生き延びて救助を待てば日本であればかなりの確率で助かるというということを聞いたことがあると思います。これは一つの目安として受け入れておきたいですね。
人が一日に必要な水の量を知ることができれば3日分の水の量として概算することができるはずです。この情報によれば、およそ3ℓになるので3日分で9ℓ。できれば他にも使う用途があるので10リットル必要ということでしょうか。
暖房アイテム
近年のキャンプブームで広まってきましたが、通常のアウターに加えてテントやマット、アルミのシート、ランタン、ストーブなどいろいろあります。季節によってだいぶ変わってきますが、アルミシートやシュラフなどがあればとりあえず3日の夜は過ごすことができそうです。
連絡手段の確保
自分の身を守るということが最低条件ですが、もし自分を探す人がずっといたらと思うとぞっとしませんか?
今であればスターリンクなど最高の通信環境がありますが、通常時から最低限必要な連絡網というのは控えておくにこしたことはありません。
終わりに
今回は正月の元日に新年早々災害に見舞われてしまいました。現地の人々にとってはまだ終わっているわけではなく、今もまだ被災者として戦い続けています。
私たちはできることを今していきたいですが、今後のための教訓として自然が多い日本だからこそ、災害に強い日本人という存在を示していきたいと思います
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